
登記が終わってからの3か月|個人事業主の法人成りで、期限が集中する時期
会社設立の登記が完了すると、期限のある手続きが一斉に始まります。5日以内、10日以内、1か月以内、2か月以内、3か月以内。個人事業主の側を閉じる書類…
2026年9月2日 更新
個人事業主 → 会社設立 → 法人成りのあと
個人事業主のままでいるほうが手取りが多い時期もあれば、法人成りしたほうが軽くなる時期もあります。このサイトは、その分かれ目を条件つきの数字で示し、会社設立を決めたあとに出す書類を順番に並べたものです。
個人事業主の法人成りは、判断・準備・設立・設立後の4つの段階でできています。調べたいことがどの段階の話なのかが分かると、読む順番が決まります。会社設立をまだ決めていない方は 1 から、登記が済んだ方は 4 からご覧ください。
個人事業主のままでいるか、会社設立に踏み切るか
所得・課税売上高・取引先の要請という3つの引き金を、それぞれ自分の数字に当てはめて見ます。この段階では、法人成りしないという結論も同じだけ正しい答えです。
決算月の3〜6か月前から考えはじめる人が多い段階
この段階で読むもの13 分類/記事 39 本
設立日・決算期・商号を、あとで動かせない順に決める
会社設立の日は自分で選べます。決算期との組み合わせで第1期の長さが決まり、そこが消費税と決算作業の時期に効いてきます。屋号をそのまま商号にできるかもここで確かめます。
登記を出す1〜2か月前
この段階で読むもの3 分類/記事 9 本
法務局に出し、法人口座が使えるようになるまで
定款をつくり、認証を受け、法務局へ登記を申請します。登記が完了しないと登記事項証明書が取れず、法人口座の開設も許認可の取り直しも始められません。
申請から登記完了までは、法務局の混み具合によって変わります
この段階で読むもの2 分類/記事 6 本
期限のある届出が、登記のあと一気に始まる
個人事業主の側を閉じる書類と、法人の側を開く書類が同時に走ります。資産・在庫・契約・許認可・従業員を、どの日付でどちらに帰属させるかがここで決まります。
登記の直後から3か月が山場
この段階で期限のあるもの
期限は制度改正で変わります。土日祝にあたる場合の扱いも手続きごとに違うため、必ず出典と所管の官庁でご確認ください。
この段階で読むもの12 分類/記事 36 本
会社設立と法人成りの判断でよく出てくる数字を、出典つきで並べました。金額と期限は制度改正で変わります。前提と出典を確かめたうえで、ご自身の数字に当てはめてください。
株式会社の登録免許税(最低額)
15万円
会社設立の登記そのものにかかる国税。資本金の額によってはこれより高くなります。
資本金の額の1,000分の7。15万円に満たないときは申請1件につき15万円。
出典:国税庁(2026-08-22確認)
合同会社の登録免許税(最低額)
6万円
合同会社を選ぶと、この差だけ設立の実費が下がります。
資本金の額の1,000分の7。6万円に満たないときは申請1件につき6万円。
出典:国税庁(2026-08-22確認)
法人住民税の均等割(年・標準税率の下限)
7万円
赤字でも毎年かかります。個人事業主のときにはなかった固定費です。
資本金等の額1,000万円以下かつ従業者数50人以下のとき、道府県民税2万円+市町村民税5万円。赤字でもかかる。税率は自治体により異なる。
出典:総務省(2026-08-22確認)
消費税の免税判定にかかる資本金
1,000万円
資本金がこの額以上だと、会社設立の第1期から消費税の課税事業者になります。
新設法人で事業年度開始の日の資本金の額が1,000万円以上だと、その事業年度は納税義務が免除されない。
出典:国税庁(2026-08-22確認)
厚生年金保険料率
18.300%(折半額 9.150%)
法人成りをすると加入します。会社と本人でおおむね折半します。
出典:日本年金機構(2026-08-23確認)
青色申告特別控除の額
最高55万円(一定の要件で65万円)/10万円
個人事業主の制度です。会社設立をすると使えなくなります。
正規の簿記の原則により記帳し、貸借対照表と損益計算書を添えて期限内に申告した場合が最高55万円。電子帳簿保存またはe-Taxによる申告など一定の要件を満たすと65万円。それ以外は10万円。
出典:国税庁(2026-08-25確認)
ここに挙げたのはごく一部です。各記事では、見出しごとに対応する出典へのリンクを置いています。実際の判断は、一次情報を確かめたうえで税理士などの専門家にご相談ください。

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